経済危機に強い金
2000年以降、1000円台だった金相場は、20年で約7倍の7000円台まで上昇しました。採掘コストの上昇による金価格の上昇や、2008年のリーマンショック時に世界的な金融不況になったにもかかわらず、金相場が大きな下落を見せなかったことで、金信頼度の高さを際立たせる結果となりました。
今後は、新たに採掘できる量が限られることによる希少性の高まりや、世界的な貨幣経済への不信感、インフレ政策など様々な要因が絡んで、金相場は上昇を続ける可能性があります。
今後の金相場予想
今後の金相場に対する予想として、当社が行ったアンケートによると、大きく上がる、上がると回答した人が、全体の62%となっています。現在の金相場は過去最高水準になっており、今後の相場が上がると予想している人と、変わらないと予想している人を合わせると85%となり、金の相場に対する期待の高さがうかがえる結果となりました。実際、5年間のチャートを見ても上昇基調にあり、アンケート結果に反映されたと推測できます。(2021年2月ランサーズにて、有効回答数693)