金は、化学的に非常に安定した性質を持つ物質であり、鉄のように腐食したり変色したりするなど劣化しづらい金属です。また、金は古くから価値があるものとして扱われてきた信用力があり、さらに採掘量が限られているため、高い希少性を持っています。
金が持つ安定性・希少性・信用力により、世界中にある多くの国々で、金製品は現金と交換することが可能で換金性の高い資産です。また、政府の信用力を担保とした通貨・公債や企業の信用力を背景にした株式・社債とは異なり、これまで金の価値がゼロになったことはなく、今後もそのリスクはないといわれています。そのため、純金を保有するのは消費ではなく投資として将来への備えとして適しています。